夢暖望と暖話室その2

実際にどのような暖房器具なら、安全なのか、チェックしたい項目をご紹介しましょう。
まずは、表面温度が低いことです。
お子様がうっかり触ってしまった際に、火傷をしないように、熱が出る部分の表面温度は低いほうが良いでしょう。
パネルヒーターなどと比べると、当然、ストーブの表面温度は高いですから、すぐに火傷をしますよね。
そして、表面温度だけではなく、ヒーター部分の温度が常に低いことも大切です。
また、お子さんが手を入れられないように、安全柵など周囲に取り付けられている柵の隙間が狭くなっていることも大事でしょう。
暖房器具ではありませんが、昔の扇風機のように、指が軽々と入ってしまうような網の目ですと事故も多かったと思います。
その点、最近の扇風機は細かい網になっていますよね。
こうした安全面を重視していくことが、家電にはとても重要なポイントなのです。
そして、暖房器具の安全柵の素材が正しく使われていること、暖房を入れても熱で高温にならないことです。
また、万が一の場合、安全装置が作動することも大切ですね。
ストーブやパネルヒーターにも、転倒すると消える安全装置がついているものが多いですが、地震などで暖房器具が倒れてしまった場合、大きな事故にならないように防いでくれる装置なのでこれも重要です。
現在、家電コーナーで販売されている、ヒーターの中でも、パネルヒーターや、オイルヒーターなどは、表面温度が高くならないことで人気があります。